2004年9月になると、いよいよ土星が室を移動するときを迎えます。土星はとてもゆっくりと動いている星ですから、一つの星座には2年半ほどとどまります。ですから、ゴチャの影響としては、もっとも長く続くものです。現在はふたご座にありますが、 2004 年 9月 7 日には、その隣のかに座に移ります。ですから、多くの方にとってそれは重要な意味を持つことになります。特に土星のゴチャで注意したいのは、ダヤとサレサティと呼ばれるものです。ダヤとは、その人のチャンドラチャート ( 月のある星座をラグナの位置に回転させてつくったチャート ) で第四室にあたるところにゴチャで土星がきたときのことです。今回は、誕生チャートで月がおひつじ座にいる方が対象となります。ダヤの影響としては色々と考えられますが、例えば友人との諍い、財産の損失、裁判沙汰に巻き込まれる、母親の不健康などです。
さて、もう一つはサレサティと呼ばれるもので、月の位置から数えて 12 番目、1番目、2番目と3つの星座にわたって続きます。ですから、トータルでちょうど 7 年半になり、これがサレサティのいわれです。 ( サンスクリット語でサレサティとは、七年半という意味 )
では、いったいどのような影響があるかと申しますと、これがあまり聞いて楽しい話ではないのですが、すべてのことが遅れる、物事がなかなか進まないように感じる、なんとなく重苦しい気分になる、内向的傾向が出る、家族の者が病気になる、などです。これは、 30年周期でやってくるものですが、その方の誕生チャートでの土星の状況によっても現れ方は異なってきます。基本的には、土星が良い影響を持っている方の場合には、それほどひどくありません。土星が悪い方の場合には、要注意です。詳しく知りたい方は、ジョーティシュコンサルテーションを受けることをお勧めしますが、その期間どうしたらよいかということをご参考までに少しお話しておきましょう。土星の悪い影響を緩和するためには、ヤギャを行うのが最良です。しかし、経済的な理由などで、どうしてもできないという場合に、少しでもできることとしては、 TM 瞑想を規則的に行う、土曜日には断食をする、鉄のリングをつける、などです。土星は瞑想には良い影響をもたらすといわれています。この時期は、あまり大きな期待を持たず、地道に努力を積み重ね、知識を学んだり、瞑想をしっかりと行って、内面の充実をはかるのが得策と言えましょう。