99年と言う年は、以前からいろいろと言われている年ですから、それなりの興味も高まっています。しかし常に重要なことは、私たちがそのキーを持っているということを自覚することでしょう。私たちがシナリオライターであり、その演技者であり、また観客でもあります。運命の行く末は、自身の手の中にあるのです。
また幸運なことにも、私たちはそれを知る知識にも恵まれています。もちろん神様ではありませんから、全てを知ることはできないでしょう。しかし、かなりなことまで知ることができます。その上で、運命を改善する努力を積むことができるということは、幸せなことでしょう。
マハリシはそのことを100%の運命と100%の自由意志とおっしゃっています。矛盾するように聞こえるかもしれませんが、突き詰めて考えるとそうなります。運命の影響が強い場合には、もしそれが肯定的な良いものであれば、あまり努力しなくても成功した。ということになりますし、それが否定的な影響であれば、『こんなに努力しているのになぜ良くならないのか』ということになるでしょう。
チャートで見てみますと、第九室は幸運を表しています。ですから、そこによい星があれば、幸運度は増します。木星や金星があると知識や豊かさに恵まれるわけです。また、どこかの室の支配星がそこに位置していれば、その室の事柄に関して幸運に恵まれるということになります。
例えば、それが第五室(教育)の支配星であれば、あまり努力しなくても良い教育が受けられますし、第四室(家)の支配星であれば、家や乗り物に恵まれる。あまり努力しなくても、いつも良い環境に住めるというわけです。もちろん、この反対の場合もあるわけですが、その場合にもそれが得られないと言うことではなく、努力が必要になる、または時間がかかるということです。ですから、けっして否定的になって悩んでしまったり、決めつけないことが大切でしょう。むしろそれがわかると安心したりするものです。
ある方の場合には、第十室(仕事)の支配星が第八室(弱点)にありました。案の定、仕事にはいつも不満があって、転職を望んでいました。つまりその運命の影響を受けていたわけです。しかし、それがジョーティシュで指摘されますと、その方の不満はかなり減少したのです。