昨年は木星が、山羊座で衰弱していましたので、そのためかあまりよいことがなかったように思います。さて五月二十六日からは、いよいよその木星が自室である魚座に入る時期です。自室に入るということは、その木星の良い影響力が強くなるということですから、いろいろと良いことが起こるということが、予想されます。ところが、この木星は、七月中旬から、逆行といって(地球から見ますと後戻りして動いて行くように見える)また水瓶座に戻って行く動きをして、九月十日には、また水瓶座に戻ってしまいます。そしてまた、順行(通常の動きで、一、二、・・と順序どおりに進む)して魚座に入るのは、九十九年の一月十三日からです。ですから、とりあえず今年の木星の良い影響は、五月の下旬から七月の中旬までということになります。今年は、土星が、四月の中旬から衰弱していますので、木星が良い位置にくることは大きな救いです。
さて、このような話は、一般的な話ですが、では個人への影響となるとまた少し違ってきます。それは、各自がもともと星からの影響を受けており(誕生時のチャートからわかる)、それによって現在の星の動きからの影響(ゴチャ)は変わってきます。ある人にとって好ましい動きでも、別の人にとっては否定的に働くこともあるわけです。そこでこの木星の動きの場合を少し見てみましょう。ゴチャの影響は主に、チャンドラチャートで判断します。
木星が魚座に入った場合ですが、特に月が誕生チャートで、二(牡牛座)六(乙女座)十(山羊座)にある人達は、結婚に良い影響があります。ぜひチャンスを生かしてください。牡羊座、獅子座、天秤座にもともと月がある方の場合には、それほど良くありません。牡羊座や獅子座の場合には、やや困難さや障害が現れたり、多少否定的になってしまう、などの傾向が考えられます。天秤座の場合には、緊張が生じたり、人間関係に多少の問題が生じるという傾向があります。また、山羊座の場合には、良いものと悪いものがあり、ミックスされた状態です。そのほかの星座の場合ですと、蟹座の場合は、健康に良い効果となり、蠍座の場合も成長や幸運があるでしょう。また、射手座の場合には、家や仕事に良い効果があります。魚座の場合ですと、全体的な成長が見込まれます。このように、木星が魚座に入りますと、かなりの割合で、良い効果が期待できそうです。しかし、注意しておきたいことは、これらの判断は、木星のゴチャという天体からの影響のごく一部を診たにすぎませんので、早とちりは禁物ということです。