同じ星でも、位置している星座が違うと、全く違った意味合いを持つことがあります。どうして、そうなるのでしょうか?
実はある星が、ある星座に位置していたとしても、そこから考えられる影響としては、かなり多数の可能性が考えられるのです。もともとババ(室)とは、サンスクリット語で、可能性、潜在力という意味です。人生には数多くの事柄が発生しますが、室は12しかありませんので、一つの室から、いくつもの事柄を見ることになります。つまり、多くの可能性の中から、現実に人生上現れる出来事や傾向を見抜く必要があります。そこで、より正確にその判断をおこなうためには、さらに詳細な星の位置(角度なども見る)や、どのババ(室)の支配星か? などの情報を分析する必要があるのです。
こういったことを理解した上で、ではどのようにそれを見分けてゆくのでしょうか?。まず、基本的な理解ですが、星を人間と見立てて考えるとわかりやすいと思います。
機嫌がよいときには、たとえそれが、普段は、悪党であったとしても、良い事をしてくれます。また、機嫌が悪いと良い人でも、不快さを与えたりするでしょう。星が機嫌がよいか悪いかを判断するためには、ある知識が必要になるのです。例えば、その星が、それ自身の室にいる時には、もちろん機嫌がよいわけです。
星の状況を判断する区分けとしては、実際には、十段階あります。最高のものを「高揚」と呼び、星が最高にご機嫌な状態とでも言えるでしょう。これは、火星の場合ですと山羊座になります。
「最古の占星学」を見てみますと、火星が山羊座にある場合…金持ち、高い政治的地位、良い体格、勇敢…。などと良い意味が並んでいいます。しかし、最低の場合、これは「衰弱」と呼ばれますが、火星の場合には、蟹座にいることになり「意地悪い、気持ちが変わりやすい…。」とあまり良くない意味になっています。同じ星でも、どの星座にあるかによって、このように、かなり意味合いが変わってきます。